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【ハウスメーカー評価】一条工務店

戸建て

 ハウスメーカー評価:一条工務店

本日は「一条工務店」について話したいと思います。

「家は、性能」のキャッチコピーでお馴染みのハウスメーカーですが、家づくりを始めたばかりの方は、まだご存知ない方も少ないかもしれません。

なぜなら、一条工務店はコストカットのため、テレビCMをほとんど行わないからです。これにより、高性能を維持しながら、他の大手ハウスメーカーと金額的にも戦える価格設定を実現しています。

実は、一条工務店の戸建建築戸数は、あの積水ハウスを抑えて業界第1位となっています。

今回は「家は、性能」を掲げて躍進する一条工務店を、性能おたくの私(ダンゴムシ)がプロの視点から評価したいと思います。

① 耐震

ここらへんは流石の大手ハウスメーカー!耐震等級は最高ランクの「3」を標準としていますが、それに加えて、耐震等級3の基準よりもさらに強い「2倍耐震」というものもあります。間取りに一定の制限を受ける可能性はありますが、例えば地盤が緩い土地に建てざるを得ない方などには、このオプションは非常に有効な選択肢になると思います。

② 断熱

高断熱仕様の「i-smart(アイ・スマート)」などは、断熱性能等級7、UA値0.2台の中盤を叩き出し、日本でもトップクラスの性能を誇ります。山口県の地域特性(比較的温暖な地域)を考えても、十分すぎるほどの断熱性能です!また、付加断熱をしないグレードであってもUA値は0.4台をマークするため、基本的にどのグレードを選んでも「暖かい家」が保証されます。

③ 気密

住宅の高性能を語る上で「気密測定」は必須です。他の多くのハウスメーカーが測定すらしていないのが現状のなか、一条工務店は全棟で気密測定を実施するだけでなく、C値0.7以下を保証してくれています。「C値1.0以下であれば高気密」と言われるなかで、0.7以下を確実に保証してくれるのは、施主としてもとても安心感があります。

④ 換気・空調

換気システムには、第1種熱交換型である「ロスガード90」を採用しています。業界トップクラスの熱交換効率90%を誇る、非常に優秀な換気装置です。また、換気に除湿機能をプラスした「さらぽか」や、加湿機能をプラスした「うるけあ」なども選べ、換気に対する強いこだわりを感じます。私個人としては、乾燥対策として「うるけあ」をぜひ採用してほしいと思います。

一方、空調に関しては、代名詞である「全館床暖房」があるため、冬は足元から快適に温めることができます。ただ、夏の冷房に関しては「各部屋にエアコンを設置する」のが基本的な設計思想となっており、せっかくの高い気密・断熱性能や換気システムがあるメッセージとしては、少しもったいない考え方(全館空調ではない点)だと感じます。私個人としては、間取りを工夫してエアコンの台数を減らしたいところですが、一条工務店の換気仕様との兼ね合いを考えると、そこは少し難しい部分でもあります。

⑤ パッシブ設計

性能値(数字)は非常に高いi-smartですが、その総レンガ貼りの四角い外観デザインからも分かる通り、太陽の光や熱をコントロールする「パッシブデザイン」を意識した形状にはなっていません。実際に建築された一条工務店の物件を見ても、パッシブ設計まで深く考えて建てられているケースはかなり少ない印象です。

断熱性能が高い家だからこそ、夏の日射遮蔽を確実に計算しておかないと、室内に熱がこもって大きなマイナス(オーバーヒート)になります。設計時には、パッシブ設計の考え方をしっかりと理解し、提案してくれる設計士さんに依頼したいところです。

まとめ

そんな一条工務店に対する私個人の見解としては、「高性能な家を建てられる地場工務店がまだまだ少ない山口県において、今なお最有力候補になるハウスメーカー」です。

また、住宅価格が高騰し、新築を諦めそうになる昨今において、一条工務店の「HUGME(ハグミー)」は本体価格2,000万円を切る価格設定で売り出されており、性能とコストパフォーマンスを両立した見事な商品となっています。予算が厳しく、でも性能は諦めたくないという方には、間違いなくおすすめです!

最後にダンゴムシ的評価は?

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