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【ハウスメーカー分析】積水ハウス

ハウスメーカー 山口県建築業者診断 戸建て

本日は、言わずと知れた業界の巨人「積水ハウス」について深掘りしていこうと思います。

山口県と積水ハウスの深い関係

ここ山口県には積水ハウスの工場がある影響か、着工棟数が非常に多いのが特徴です。県内だけで見れば、あの一条工務店よりも多く建てられている計算になります。

また、山口工場に併設された体験施設(住まいの家学館)は、まるで住宅のテーマパーク!無料で楽しく住まいの仕組みを学べるため、私の知人の営業マンのお客さんには、なんと5回も通い詰めた強者がいらっしゃるそうです。

性能よりも「ブランド」と「提案力」の戦略

最近は「住宅四天王エース」さんのようなYouTube動画で詳しい解説が見られるので、私からは少し違った角度「もし性能重視の私が積水ハウスで建てるなら」という視点でお話しします。

正直なところ、積水ハウスは「性能数値」で勝負する段階を通り過ぎ、現在は高級志向・オーダーメイド設計・手厚いサポートに戦略をシフトしている印象です。

「積和不動産」を「積水ハウス不動産」へ改称し組織力を強化したり、旅館やマンション建築にも注力したりと、ダイワハウスグループのような巨大企業へと進化を続けていますね。

気になる「構造」と「型式適合認定」の注意点

構造に関しては、大手らしく耐震等級3を標準としています。ただし、ここで知っておきたいのが「型式適合認定」という仕組みです。

型式適合認定とは?

「独自のルールで建築するので、建築確認等の手続きを簡略化させてください」という認定のこと。工場生産・現場組立がメインの大手メーカーならではの制度です。

国にとっても効率が良いWIN-WINな制度ですが、デメリットもあります。

一般的な工法ではないため、将来的に構造に関わるリフォームをする際、「建てたメーカー(積水ハウス)でしか対応できない」という縛りが発生しやすいのです。「一生積水ハウスにお願いする!」という方以外は、少し注意が必要なポイントですね。

私が積水ハウスで建てるなら、こう攻める!

基本的に、断熱・気密性能(UA値0.6程度のZEHレベルはあるものの、G2レベルには及びにくい)は「ある程度割り切る」という選択をします。その上で、以下のポイントを盛り込みます。

1. シャーウッド(木造)を選択:構造部材はやはり木にこだわりたい。

2. 開口部の強化:積水ハウス特有の大開口以外は「縦すべり出し窓」や「FIX窓」を採用し、樹脂サッシ等で気密・断熱を底上げ。

3. 屋根断熱の増厚:標準では心もとないので、可能なら断熱材を増量。

4. 気密測定の実施:現場に「気密を意識してもらう」ための良いプレッシャーとして測定を組み込みます。

性能を最低限確保したら、あとは「家づくりの楽しさ」に全振りします!

積水ハウスの設計士さんは非常に優秀と言われるので、あえて家を小さくまとめ、動線や意匠(デザイン)を極めた「最高にカッコいい家」を提案してもらいます。

ダンゴムシ的「積水ハウス」評価

Screenshot

まとめ

積水ハウスが向いているのは、**「積水ハウスというブランドが大好きで、大船に乗った気分で家づくりを楽しみたい方」**です。

家は性能がすべてではありません。もし親戚などの縁で積水ハウスで建てることになったとしても、上記のようにポイントを絞って工夫すれば、アパート生活より格段に快適で、満足度の高い生活が送れるはずです。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

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